卓球女子シングルスで世界ランキング14位の長﨑美柚(木下アビエル神奈川)は自身の壁を突破できなかった。

 全日本選手権5日目(24日、東京体育館)の準々決勝では張本美和(木下グループ)に1―4で敗戦。同じ拠点で練習している張本に対し、第1ゲームは12―10で先制するも、第2ゲーム以降は要所で突き放された。「(相手が)張本選手だからと言って特に緊張する部分はなかったが試合をする中で、戦術の上手さなどが、極限の状況になって、自分の方が少し自信を持てなかった部分があった」と悔しさをにじませた。

 初の4強入りにはあと一歩届かなかったが、多くの学びがあった。「今のすごくレベルの高い、この全日本で8位以内に入ることができたのはすごく収穫はあった」と手応えを口にした上で「(ベスト8の)壁がまだ高い。もっと頑張ってみんなに追いつけるように頑張らないといけない」と力を込めた。

 次なる領域に足を踏み入れるためには、さらなる進化が必須となる。「自分のプレーの特徴はサーブからの3球目や、レシーブのチキータ。そこを伸ばしつつ、少し苦手とする守備力やラリー力などを、ミスをしないように。マイナスの部分をゼロにして、ゼロの部分はプラスにできるように頑張っていきたい」と今後につなげていく。