阪神・藤川球児監督(45)が20日に都内で開かれたプロ野球12球団監督会議に出席。会議の終盤でソフトバンク・小久保監督から提言のあった「グラウンド上での他球団コーチ、選手らとの過度な交流禁止」について賛同した。

 就任1年目だった昨季を振り返り「試合前に他球団の選手やコーチとの会話は、非常に気になっていた部分ではありました」と本音を吐露。問題意識は虎将だけではないといい「他球団の監督さんも見ていていいものではないと感じていたようです」と明かした。

 背景にあるのは情報管理と勝負の場としての意識。「作戦面を各球団がグリップしていますから。グラウンドで選手同士、コーチ同士の会話が活発になるのは良くない、ということで12球団の監督で認識を統一しました」と説明した。

 さらに火の玉指揮官はセリーグ特有の事情にも言及。「ファンから見ても非常によくない。セリーグは特に作戦が多いし、今年まではDHがないから揺れ動きというのがある。それを楽しみたいわけですから」と話し、「我々監督同士はゲームが始まったらもう勝負していますから。チームとして確立できれば、さらに強い組織になる」と力を込めた。  

 現状では試合前はもちろん、試合中も他球団の選手と会話する場面が見られる。ルール自体は以前から存在しているが、長く球界にいる指導者ほど他球団との関係性も深く徹底が難しかった現状もあったという。ファームでも同様の光景が見られるとし「ルールをさらに徹底していくというところを選手、コーチは務めてもらいたいなと思います」と、改めて現場への浸透を求めていた。