サウジアラビアで開催されているサッカーのU―23アジアカップで、日本は16日の準々決勝ヨルダン戦で1―1のままもつれ込んだPK戦を制して4強入りを果たした。

 そんな中、韓国メディア「ファイナンシャルニュース」が、同大会における日韓両国の位置づけについて注目した。日本は2028年ロサンゼルス五輪を見据えてU-21世代で参戦する一方、韓国はU-23世代でチームを編成。そんな状況で韓国は1次リーグでU-21のウズベキスタンに敗れたものの、なんとか決勝トーナメントに進出した。

 ここまでの結果を踏まえ、同メディアは「単にイ・ミンソン監督の戦術不在や選手たちの闘志喪失の問題ではない。より根本的な問題は、韓国サッカーが目指す方向性がライバルたちと異なっている点にある。2028年ロス五輪とその先のW杯を見据え未来を育てている一方、韓国だけが目の前の成績に躍起になり、現在を犠牲にした上に恥をかいた」と指摘した。

 その理由については「韓国サッカーの時計は奇妙に回っている。全ての焦点が4年周期の五輪やW杯ではなく、アジア大会に合わせられている。理由は明確だ。選手たちの命運を左右する兵役特例のためである」。今回の韓国もロス五輪ではなく、9月に開幕する愛知アジア大会へ重き置く意味合いが強いわけだ。

 そのため、同メディアは「日本は愛知アジア大会でU-21チームを送り出し、金メダルが取れなくても構わないというスタンスだ。彼らの目標はアジア制覇ではなく、W杯優勝、そして五輪金メダルだからだ。井の中の蛙の役回りに命をかけるのは韓国だけである」と自国を皮肉った。