中国・江蘇省南京市で高齢者が集合住宅の15階から転落し、7階の物干し台に引っ掛かって助かった。その後、地区の警備員が消防ホースを体に結んで救出した。中国紙・半島晨報が先日、報じた。

 1月4日、あるネットユーザーがSNSに動画を投稿し、南京市浦口区の亜東浜江和園小区の集合住宅で、80代の高齢者が誤って15階から転落し、7階の窓の外に設置された物干し台に引っかかるという危険な事故があったことを伝えた。

 住民からの救助要請を受け、小区の警備隊長の張偉さんがすぐに現場へ駆けつけたという。

 張さんによると、現場到着時、高齢者は7階の窓外に宙づりの状態で、いつ落下してもおかしくない状況だった。7階住戸には人がおらず、6階の窓外には防犯柵が設置されていて登ることができなかった。8階の住民がすぐにドアを開け、救助のためのスペースを提供してくれた。

 張さんは消火栓から消防用ホースを取り出して腰に結び、ほかの警備員や8階住民の協力を得て、8階の窓外から7階に降下し、高齢者を無事に室内へ救出した。

 救助後、張さんは「自身は32歳で退役軍人であり、階を伝って救出するのに要した時間はおよそ1分だった。高齢者にとっても自分にとっても、一刻も早く終える必要があると判断した。救助中、自身はそれほど恐怖を感じなかったが、高齢者が誤って物干し台から転落してしまうことだけが心配だった」と語った。