第104回全国高校サッカー選手権準々決勝が4日に開催され、前回大会準優勝の流通経大柏(千葉)は大津(熊本)戦(浦和駒場)に2―1で勝利した。決勝弾のU-17日本代表DFメンディーサイモン友(2年)は、実力だけでなく〝メンタルお化け〟だった。
優勝候補の大津との大一番で、超逸材が輝きを放った。1―1の前半34分、左サイドのセットプレーから右足で合わせ、値千金の勝ち越し弾となった。
187センチの圧倒的なフィジカルに加え、対人の強さにも定評があり、昨年11月のU-17W杯でも主力として活躍した。堅守に加え、この日のように攻撃面でも非凡な才能を持つ。さらにメンタルの強さも折り紙付きだ。
チームの勢いが停滞し始めた後半には、榎本雅大監督に対して前線の交代を要請する〝強心臓〟ぶりも。指揮官は「戦術的な部分。そこの強度が落ちてきているので、どうしようかと思っていた。アグレッシブな選手を入れてほしいというアクションはしていた」と説明した。そしてメンディーについて「(両主将の)島谷(義進)と増田(大空)をたまに差し置いて、周りを叱咤激励しているシーンがあったり、そういう部分では思いの強い選手」とハートの熱さを指摘する。
「しっかりと流経を勝利に導きたい」と語る大器がチームを頂点に導く。












