〝史上最弱世代〟が頂点へ――。第104回全国高校サッカー選手権準々決勝(4日、浦和駒場)、流通経大柏(千葉)が大津(熊本)に2―1で勝利した。前半21分に先制点を奪われるが、同26分にFW金子琉久の得点で同点に追いつく。さらに同34分、DFメンディーサイモン友の2点目で逆転勝利。準優勝で終えた昨年のリベンジに前進した。
そんな流通経大柏は、今大会で9回目の出場となる。2007年大会で優勝し、準優勝は3回。全国高校総体も16回の出場で、2回の優勝を誇る伝統校だ。歴代OBとして鹿島のDF関川郁万、FC東京のMF小泉慶などを輩出している。
しかし現在の3年生は、1年時の関東ルーキーリーグで最終節まで2部降格の危機もあったことで〝史上最弱世代〟と呼ばれていたという。
キャプテンのMF島谷義進は当時を「もう全然勝てなくて、他のチームと比べて能力が低いのと、完成度が低いことから、本当に最弱世代と言われまくった」と明かした。それでも「へこたれることなく、反骨心を持ってできる選手が多くいるのが、今の成長にもつながっているし、今の流経の姿にもつながっていると思う」と、愚直に練習に励んできた。
そんな過去から進化を見せるべく、準決勝に向けては「(去年の国立から)うれし涙で、今年は書き換えられるようにしたい」と意気込んだ。












