交渉期限直前でアストロズと契約合意にこぎつけた今井達也投手(27)の契約内容にアストロズの〝緊縮財政〟ぶりがうかがえる。
米メディア「ニューヨークポスト」によると、今井とアストロズの契約は3年で年俸5400万ドル(約84億5000万円)が保証される。年俸1800万ドル(28億2000万円)から始まり、投球回数に応じて年間2100万ドル(約33億円)まで増額され、最大で総額6300万ドル(約98億6000万円)まで増額される可能性があるという。毎シーズンごとにオプトアウト(解除)が付帯され、結果が出なかった場合に双方にとって逃げ道になると見られる。
米メディア「ON SI」によると「今井は5日に1回登板することで基本給1800万ドルを稼げる。成績ボーナスは80回、90回、100回と3つの特定のイニング数で発生し、それぞれの節目で300万ドル(約4億6000万円)の追加報酬が支払われるため、長く投げ続けることで収入を最大化できる」と中身を解説している。
なぜこのような細かい条件になっているのか。同メディアは「今井は日本で成功を収めているが、耐久性に疑問が持たれているからだ。昨シーズンは自己最多の163イニングを投げたが、MLBのローテの柱に求められる180~200イニングにはまだ及んでいない。この契約は今井が投球イニングに増加に対応できない場合、球団を財政的に保護しつつ、今井のスタミナ向上を促がすインセンティブだ。この契約で球団は今井が苦戦しても他の選手に資金投入できる態勢が整う。リスクを敬遠して逃げ道を設けた」と球団の真意を読んだ。
クリスチャン・ハビエル、マッカラース・ジュニア、ハンター・ブラウンらとローテの一角を担うと見られる今井。何とか〝満額〟をクリアしたい。












