「スタンド・バイ・ミー」(1986年)で知られる伝説の映画監督ロブ・ライナーさん(78)と妻ミシェルさん(68)が14日、ロサンゼルスの自宅で刺殺され、全米に衝撃が走っている。地元警察は息子を事情聴取した。

 複数の報道によると、ナイフの傷だらけだった夫婦は、娘のロミーさんによって発見され、ライナーさんは現場で死亡し、ミシェルさんは病院へ向かう途中の救急車の中で死亡したという。

 ロサンゼルス市警察は、息子で脚本家のニックさん(32)を事情聴取しているが、まだ逮捕者は出ていない。

 米誌ピープルによると、ニックさんは長年、薬物問題を抱えていたようだ。

 ニックさんは2016年にピープル誌のインタビューで、10代前半からの長年にわたる薬物依存症との闘いについて語っている。依存症は次第に深刻化し、15歳ごろから17回も更生施設に出入りを繰り返した。家族からも遠ざかり、最終的には路上生活を送るまでに至った。メイン州、ニュージャージー州、テキサス州など複数の州で長期間、ホームレス生活を送っていたという。

 ニックさんは、その時期が、後に自身が共同脚本を手がけた半自伝的映画「ビーイング・チャーリー」の基礎になったと明かしていた。同作はライナーさんが監督を務めた。

 そして、当時、ピープル誌に「今は長い間ずっと家にいて、ロサンゼルスでの生活や家族と一緒にいることに、だいぶ順応できるようになりました」と語った。

 一体何があったのか。