柔道のグランドスラム東京大会2日目(7日、東京体育館)、女子78キロ超級で2021年東京五輪金メダルの素根輝(25=パーク24)が初戦敗退となった。
昨年のパリ五輪では準々決勝敗戦後に左ヒザを負傷し、敗者復活戦を棄権して7位。同年9月に手術を受けた。11月の講道館杯全日本体重別選手権(千葉ポートアリーナ)では同五輪以来の復帰戦で優勝。同大会後には「また勝ちたい思いはある。やっぱり世界一になりたい」と、再び世界の頂点に向けて意欲を示していた。
今大会では、初戦でパリ五輪3位のロマヌ・ディッコ(フランス)に開始約1分で横車の技ありを許し、そのまま初戦敗退。素根は試合後「まだまだ全然ダメ。シンプルに実力がないんだと思う」と、冷静に敗北を認めた。現在のヒザの状態については「完全に痛みが取れるまでは時間がかかる。まずはしっかりヒザを曲げ切ることができるようになっていかないと」と説明した。
今季は国内で復活優勝を果たしたが、世界の舞台では実力差も痛感した。元五輪女王は「日々の練習を積み重ねて、やっと試合に復帰できた。今回も勝ちたかったが、まだまだ自分が弱かったと思う」と総括。来季へ向けては「目の前の大会を一つひとつ大事に勝っていかないと、その先もないので。目の前のことを頑張ります」と、一歩ずつ歩んでいく構えだ。












