兄弟子&大横綱も太鼓判だ。大相撲秋場所6日目(16日、東京・両国国技館)、幕内琴ノ若(24=佐渡ヶ嶽)が大関御嶽海(29=出羽海)に土俵際まで攻め込まれながらも、はたき込みで逆転勝ち。2日連続で大関を撃破し、星を3勝3敗の五分に戻した。

 取組後は「内容は良くなかった。勝ちになったので、気持ちを入れ直して明日からいい相撲を取れれば」と冷静に振り返った。元横綱琴桜の孫で、元関脇琴ノ若の佐渡ヶ嶽親方を父に持つサラブレッド。東前頭2枚目で臨んだ先場所は勝ち越し目前で部屋にコロナ感染者が出たため、無念の途中休場。番付が据え置きとなった今場所は、仕切り直しで新三役を狙っている。

 その琴ノ若について、10月1日に国技館で引退相撲を控える兄弟子の秀ノ山親方(元大関琴奨菊)は「次の大関に近いと思う。自分も稽古をしたことがあるから分かるけど(体が)本当に柔らかい。他の相手は立ち合った時に(自分の)重さが伝わってしっかり押せている感じがするけど、琴ノ若は当たった感じがしない。白鵬関(宮城野親方)に似ているような感じ」と指摘する。

 さらに「白鵬関と話したら『お父さん(関脇)は超えそうだね。だけど、おじいちゃん(横綱)までいくかは分からない』と言っていた」と明かした。元大関の兄弟子と、優勝45回を誇る大横綱は「琴ノ若=次の大関」で意見が一致。今後の活躍が楽しみだ。