大相撲の安青錦(22=安治川)の大関昇進祝賀会が7日、都内のホテルニューオータニで開催された。日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)、横綱豊昇龍(立浪)、横綱大の里(二所ノ関)ら約1100人が参加した。

 安青錦はカド番で迎えた夏場所を左足首のケガにより全休。関脇として迎える7月の名古屋場所で10勝以上を挙げれば、1場所で大関に復帰できる。

 壇上で八角理事長は、安青錦に対して「残念ながら夏場所をケガで休場し、番付が一旦降下するとは思いますが、決して慌てる必要はありません。まずはケガを治してこれまで以上に厳しく稽古に取り組めば、素質を生かした誰にも押し付けない強い相撲が取れるようになります。そうすれば、おのずと上の番付も見えてきます」と奮起を促した。

壇上であいさつする八角理事長
壇上であいさつする八角理事長

 また、師匠の安治川親方(元関脇安美錦)は「大関昇進後は決して順風満帆な道のりではありませんでした。大関として臨んだ春場所では悔しい結果(7勝8敗で負け越し)となり、夏場所ではケガで休場を余儀なくされ、大関の座を離れることになりました。しかし、相撲の世界においては順境のみならず、逆境を経験してこそ本当の強さは培われると信じています」と愛弟子に期待を寄せた。

 安青錦本人も「休場中にはたくさんの悔しい思いをしました。これからもてっぺんを目指して、憧れられる力士になるように頑張ります」と復活を誓った。