フィギュアスケート女子で2022年北京五輪銅メダルの坂本花織(シスメックス)が、涙ながらに悔しい気持ちを吐露した。

 グランプリ(GP)ファイナル2日目(5日、愛知・IGアリーナ)のショートプログラム(SP)は冒頭のルッツで回転が抜ける痛恨のミス。その後のジャンプは成功させたが、合計69・40点で5位発進となった。演技後には「なかなか練習でもミスしないところでミスが出てしまった。プレッシャーというよりかは、今日は自分に負けてしまったという感じ」と目を潤ませた。

 昨季のGPファイナルもSPはジャンプに精彩を欠いて4位スタートだった。「どうもファイナルはうまくいかない。何でかなとすごい思っちゃうぐらい。他の試合はここぞという時にハマるのに、ファイナルに限ってこういうことが起きるのは何でだろう」と表情を曇らせるも「まあまあ悔しくて泣いてたので、明日はうれし泣きできるように頑張ろう」と自らに言い聞かせた。

号泣する坂本花織
号泣する坂本花織

 6日のフリーに向けては「もう嫌な気持ちとか全部今日において、明日12時になったら切り替える。失うものは何もないので、明日のフリーはしっかり自分の演技ができるように頑張る」ときっぱり。現役ラストイヤーのGPファイナルで、エースの意地を見せることはできるか。