大幅増をゲット―。広島・中村奨成外野手(26)が5日、市内の球団事務所で契約を更改し、2200万円増の推定3000万円でサインした。
プロ8年目で初の契約更改での会見。「こんなに上がるとは思っていなかったのが正直なところ」と、大幅アップに表情も自然と柔和になった。
2017年のドラフト1位、鳴り物入りで入団も過去7年は、チャンスをモノにできず年々〝立場〟が危うくなるなか、開幕一軍こそ逃したものの〝背水〟の1年で見事に踏ん張った。
4月2日に昇格後は、代打での起用で地道にアピールを続け5月2日の中日戦で「1番・中堅」に抜擢後は、コンスタントに快音を放ち続け、同13日の巨人戦では4年ぶりとなる本塁打を放つなど、新井貴浩監督(48)の信頼を獲得した。
1番打者で74試合、中堅手で69試合のスタメンは、どちらもチーム最多。出場104試合で打率・2割8分2厘、9本塁打33打点とレギュラー獲得への足掛かりを築いた。
前日4日には、結婚も発表し「どんな結果で帰ろうとも、笑顔で温かいごはんを作って待ってくれていた。本当に妻には感謝しています」とし「こんなに給料を頂いたことがない。もう独身じゃないので家族のために、あとは貯金して」と一家の大黒柱としての自覚も漂わせた。
オフ突入直後の10月には、来季を万全のコンディションで迎えるべく、右足首を手術。すでに打撃メニューの練習は再開させ、患部に不可のかかるランニング系のメニューも段階的に解禁中という。「これだけの給料を頂いているので、なおさらチームのために、チームの優勝に導かないといけないと思っているので、より自覚というか、責任も出てきたかなと思います」。
不動のレギュラーとして来季目指す「全試合出場」達成は現実的なノルマ。名実ともに鯉のチームリーダーになるべく来季は〝覚醒〟を今年以上の数字で改めて、証明していく。












