男子テニスで元世界ランク1位のボリス・ベッカー氏(58=ドイツ)が、同じく元世界ランク1位ロジャー・フェデラー氏(44=スイス)をドイツ代表にスカウトしていた過去を明かし、話題となっている。

 ベッカー氏は4大大会を6度制したレジェンド。一方のフェデラー氏も4大大会を20度制したスイスを代表する偉人だ。テニス専門メディア「テニス・ガゼータ」によると、スペインのトークショー『ラ・レブエルタ』にゲスト出演したベッカー氏は、幼少期のフェデラー氏をドイツ代表入りするよう説得しようとしたことを明かした。

ATPマスターズ1000に出場したフェデラー氏(ロイター)
ATPマスターズ1000に出場したフェデラー氏(ロイター)

「彼とは幼い頃から知り合いで、よく知っている。彼はドイツ国境に接するスイスのバーゼル出身。だから、スイスではなくドイツでプレーしてほしいと思ったんだ」と、フェデラー氏にドイツ国籍を選んでほしいと考えたという。

「彼とは少し話したが、すでにスイスとバーゼルに固執していた。しかし、ドイツ国境から2マイル(約3・2キロ)しか離れていないため、私たちは期待していました。私は努力しました、努力したのです」と力説。結局実現はしなかったが、最後まであきらめなかったという。

 フェデラー氏の才能は大スターの目にも光り輝いていたようだ。