フィギュアスケート男子で世界選手権2連覇中のイリア・マリニン(米国)は、真冬の祭典に向けて少しずつギアを上げている。
直近のグランプリ(GP)シリーズ第6戦スケートカナダでは、ネーサン・チェン(米国)が持つ世界最高得点(335・30点)に迫る合計333・81点をマークして優勝。現在も好調をキープしており、グランプリ(GP)ファイナル(4日開幕、愛知・IGアリーナ)の公式練習(3日)後の取材では「スケートカナダ後のここ数週間はすごく調子が良くて、プログラムの修正や変更に時間をかけた」と明かした。
2026年ミラノ・コルティナ五輪での金メダルが期待される「4回転の神」は「氷上での自分の存在感が大きく変わった。自分に自信を持てるようになり、練習に打ち込んできた全てを信じられるようになった」と自信を深めており、今大会はあくまで通過点という認識。「GPシリーズの後、数週間はGPファイナルに向けて少しゆっくりできたけど、今大会は自分の感触を確かめるためにここに来た」とさらなる高みを見据えた。
2日には21歳の誕生日を迎えたばかりだが「スケートは私の人生の一部なので、誕生日にも練習や大会は必ずある」と浮かれる様子はなし。「今は(状態が)85%くらいで、まだ理想の状態には達していない。五輪では120%の力を発揮したい」ときっぱり。金メダルへの旅路はまだ序章にすぎないようだ。












