ワールドシリーズ2連覇を達成したドジャースには今季終了後、多くの有識者が「静かなオフになるだろう」との予想を立てている。しかし米メディア「スポーティング・ニュース」は、むしろ〝乱獲モード〟全開の可能性を指摘。FA市場と球団周辺で名前が飛び交う「補強ターゲット6人」をランキング形式で発表し、波紋が広がっている。
同メディアがピックアップした6位はヤンキースFAのデビン・ウィリアムズ投手(31)。同メディアは「防御率4・79でも潜在能力は不変。安価で獲得できる復活候補」と位置づける。右のリリーフ不足が顕著なだけに、ドジャースにとっては現実的な選択肢だ。
5位には、ヤクルトからポスティングでMLB挑戦を目指す日本の大砲・村上宗隆内野手(25)がランクインした。同メディアは「守備の不安要素はあるが、長打力は規格外」「ジャパニーズスターの〝次の1人〟を求めるドジャースに最適」と評価。大谷翔平投手(31)、山本由伸投手(27)、佐々木朗希投手(24)と続いた〝日系補強ルート〟を、さらに加速させる存在として注目されている。
4位に入ったのは、ヤンキースからFAとなった元ドジャースのコディ・ベリンジャー外野手(30)。「復活したスイングは依然トップレベル」「外野の最大ニーズを一気に埋める」と寸評した。29本塁打を放った2025年は確かな再生の証明で、古巣との〝復縁〟の機運も漂う。
3位は今季までパドレスで守護神を務め、FAとなったロバート・スアレス投手(34)。「現役最強クローザーの一角」「佐々木を先発ではなくブルペンに定着させ、スアレスとともに8回、9回をつなげればリーグ最強の勝ちパターンになる」と評している。宿敵パドレスから戦力を奪う〝ダブル補強効果〟も見込めるとの指摘だ。
2位はカブスFAのカイル・タッカー外野手(28)。「攻守走で穴がない完全型」「ヘルナンデスの不安定さを即座に解消」と評価している。短期大型契約の〝優勝請負人〟として「最も現実味があるとみられる」というのが、同メディアの総評だ。
1位に輝いたのは、メッツFAのエドウィン・ディアス投手(31)。全国紙「USA TODAY」など一部からは「撤退説」も聞こえてきているが、同メディアは「ドジャースが〝ブラフ〟の情報を流し、ライバルを安心させて強奪するのはこれまで通りの常套手段だ」と指摘している。その上で「市場最強の右腕」「獲得すればブルペン問題は一撃解決」と最大級の賛辞。98奪三振の圧倒的パワーを持つ剛腕が、いまだドジャースの「最重要ターゲット」となっているという。
「何もしなくても優勝候補」のドジャースが、さらに補強に走るのか。候補6人を見渡す限り「静けさ」とは程遠い。今オフもLAがFA市場を揺らす気配は濃厚のようだ。












