F1レッドブルでアドバイザーを務めているヘルムート・マルコ博士が姉妹チーム・レーシングブルズのリアム・ローソン(ニュージーランド)への不満を表明した。

 レッドブルとレーシングブルズの両チームはまだマックス・フェルスタッペン(オランダ)来季ドライバーが決まっていない。アイザック・ハジャール(フランス)がレッドブルに昇格し、F2に参戦中のアービッド・リンドブラッド(英国)の加入が確実視されており、残る1枠を角田裕毅とリアム・ローソン(ニュージーランド)が争っている。

 そんな中、専門メディア「RN365」は「マルコ博士はブラジル・グランプリ(GP)後、ハジャールを熱烈に称賛する一方でローソンを〝一貫性がない〟と評した」と語ったと報道。実際、同アドバイザーは「ブルズはローソンが7位、ハジャールが8位とチームとして素晴らしい結果となった。そこで2人のドライバーについても触れておきたい。ローソンはブルズで自分の足場を固めたが、パフォーマンスはまだ不安定だ」と不満を明かしたという。

 同メディアは「ローソンにとって、その言葉は耳に心地よく響くものではないだろう。特にマルコ博士は(ブラジル)グランプリ中に角田のペースを称賛していたからだ。角田は2度のわたり10秒のタイムペナルティーを受けたにもかかわらずだ」と指摘した。

 チーム内で大きな発言力を持つ重鎮の見解が来季のドライバー決定に大きな影響を与えるのは間違いないところ。レッドブルは、アブダビGP(12月7日決勝)前にも最終決定を下す予定で、その決断にF1界が注目している。