ドジャース山本由伸投手(27)を押しのけ満票でナ・リーグのサイ・ヤング賞に輝いたパイレーツのポール・スキーンズ投手(23)が〝火消し〟にやっきだ。

 今季のスキーンズは地区最下位のチームで10勝10敗と奮闘。リーグ1位の防御率1・97、同2位の216奪三振の成績で初の栄冠に輝いた。恋人のオリビア・ダンさん(23)と喜びを分かち合った右腕だがその一方で〝騒動〟に巻き込まれた。

 受賞発表の数時間前、米メディア「NJコム」がチームメートの証言として「信じてください。スキーンズはヤンキースでプレーしたいと思っているんです。彼がそう言っているのを何度も聞いた」と伝えた。

 スキーンズは「93・7 The Fan」に出演すると、「そのツイートを見せられたけど、特に何も考えなかった。それについて何通かメッセージが来た。僕はパイレーツに所属していて、目標はパイレーツで勝つことだ。ピッツバーグという町が大好きなんだ」と移籍希望を否定した。

 続けて「どこから出てきたのかは分からない。目標は勝つことだ。それを報じた記者も知らない。それを言ったとされる選手も知らない。だが、目標は勝つこと、そしてピッツバーグで勝つことだ」と強調した。

 最後に右腕は「(パイレーツの)ワールドシリーズ優勝から46年が経過した。だからこそ私は球場に足を運び、全員が同じ方向を目指せるよう尽力するつもりだ。他にも同じように努力する選手がいると分かっている。それが真実だ」と不退転の覚悟を示した。