大補強にもかかわらずポストシーズン進出を逃し、大幅なチーム改革が必要とされるメッツだが、思わぬところから経費が捻出されそうだ。ここまでヘフナー投手コーチ、バーンズ打撃コーチ、チャベス打撃コーチ、サーボー三塁コーチ、リチャードソン一塁コーチら6人のコーチが退団し、コレアベンチコーチ、レイパー三塁コーチ、スニッカー打撃コーチ、アルバート打撃コーチ、ウィラード投手コーチらが新たに採用されている。

 補強面ではアロンソ、ディアスとの再契約、フィリーズ・シュワバー、日本の村上宗隆の獲得に乗り出すと見られるが、そんな中でオーナーのスティーブ・コーエン氏が趣味で大儲けするとの報道が米メディアで報じられている。MLBきっての大富豪として知られるコーエン氏。昨オフはFAでフアン・ソトと15年総額7億6500万ドル(当時約1147億円)の破格契約を結んでスポーツ界を仰天させたが、今度はオークションでも資金調達できる見込みだ。

 コーエン氏は自らのコレクションだった「18金のトイレ」を競売会社サザビーズに委託し、18日から1000万ドル(約15億3000万円)で入札が開始される。2017年に彫刻家アーティストのカテラン氏が制作したトイレ「アメリカ」をアートギャラリーから購入し、実際に配管設備を付ければ実用できるという。

 金価格は前年比48%も上昇しており、1オンスあたり約4000ドル。購入時は現在の3分1以下だった。米メディア「アートネット」は「コーエンが金のトイレ売却で大儲けの見込み。このような取引をできる勇気、手段、先見の明を持つ人は多くないが、彼の名を聞けばその理由は完全に理解できる」と伝えている。