コメンテーターの玉川徹氏が6日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、午前8時)に出演。

 5日に発表された「2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」の中で気になる言葉として「戦後80年」をあげて「もしかして無謀な戦争に日本が突っ込んでいくんじゃないかっていう危機感をボクは持っている」と現状を憂いた。

 その理由として「戦後80年は戦後50年、60年と何が違うかっていうと、やっぱり戦争を経験した人の声を聞けなくなるんですよね。だから、我々はこれから歴史として戦争を学ばなければいけないっていうんで、それで、石破前総理も見解を発表したっていう風なことなんですけど」と説明した。

 玉川氏は石破前総理の出した見解の中で「歴史って繰り返さないけど韻を踏むって言葉があるんですよ。同じことは起きないけど、似たようなことは起きる」と書いてあったことに着目。「その見解の中で例えば、なんで無謀な戦争に突っ込んでったかっていうと、アメリカが大恐慌を下に、国内経済保護を理由に高関税政策とったって、これ似てるでしょ?」と現在のアメリカのトランプ大統領が行っている政策に似通っていると指摘した。

 さらに「その結果として日本が不況になったと。で、その結果としてナショナリズムが高揚したっていう。今、外国人問題ってきてるじゃないですか。まさにこれナショナリズムが高まってるわけですね。そういう状況の中で、メディアが戦争を煽ったっていう状況があって、突っ込んでったって話なんですよ」と説明する。

 玉川氏が言う「メディア」というのは「テレビじゃなくて、SNSを中心としたソーシャルメディア。これがまた増幅する力ってもっと強いですよね。そういう風なことで韻を踏んで、もしかして無謀な戦争に日本が突っ込んでいくんじゃないかっていう危機感をボクは持っているんですよね。きっと石破前総理も同じ危機感でこういう談話を出した、談話というか見解を出したんだと思う」と警鐘を鳴らした。