J1福岡が4日、福岡市・雁の巣球技場で8日の東京V戦(味スタ)に向けて調整した。リーグ戦は湘南戦から約2週間空くため、チームは難しい日程への対応を迫られている。金明輝監督(44)は「難しいです、正直。選手たちはリーグ戦がメーンだから、試合が空くと少し休みたい気持ちが先に立つ。でも、休ませすぎると選手がいなくなっちゃう」と苦笑しつつも、バランスの大切さを強調した。
さらに「ケガを癒すのは大事。でも、積み上げる作業も止めてはいけない」と語り、休養と強化を両立させながらのチームマネジメントを意識。すでに6季連続のJ1残留を決めているが「残留したからどうこうじゃない。あと残り3試合勝てば、次のシーズンへの気運も高まる」と語り「尻すぼみにはしたくない」という思いを示した。
この日は紅白戦形式の練習を実施し、球際やプレスの強度を高めた。金監督は「判断を速く、アクションを増やすことを意図した。ちょっとプレッシャーが来たぐらいで後ろを向かない、出して関わる、そういう姿勢を求めている」と説明。守備面では3試合連続無失点と安定感が増しており「年間を通して求めてきたことを表現したい。下地はできている」と手応えを語った。
次戦の相手・東京Vについては「強度が高く、自分たちのやりたいことを出してくる良いチーム」と警戒。「順位は関係ない。受けて立つつもりはなく、それ以上のものを攻守で表現して圧倒したい」と闘志を見せた。
チームは湘南戦で終盤のPK弾により残留を決定。だが、金監督の視線はすでに先を見据えている。「シーズンの中で今が一番モチベーションが高い。選手たちはファン、サポーターのために勝ちたいと言ってくれている」と笑顔。積み上げた戦いを貫くアビスパが、味スタでの一戦に挑む。












