ドジャース・山本由伸投手(27)が見せた歴史的力投が各方面に衝撃を与えた。
1日(日本時間2日)に敵地トロントで行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第7戦を延長11回に5―4で制し、悲願の連覇を達成。その最大の立役者はWSのMVPにも輝いた右腕だった。第2戦で完投勝利を収め、中5日で先発した第6戦も6回1失点で白星。そしてこの日は「中0日」で9回途中から2回2/3を投げ、救援投手としても勝ち星を挙げた。
WSで登板した3試合で全勝。球数は計235球(105球、96球、34球)に上った。延長18回の超消耗戦となった第3戦では〝幻の19回〟に備えてブルペンで登板準備も行った。連覇達成後にはすべての重圧から解き放たれ「(涙が)出ましたね。久しぶりにあふれてきました」とこれ以上ない充実感に浸ったが、日本からやって来た侍戦士の活躍を米経済紙も取り上げた。
「ウォールストリートジャーナル」(電子版)は、第6戦の先発からリリーフで連投した山本について「休養日ゼロで8アウトを奪って第7戦を制した。ワールドシリーズの歴史に名を刻んだドジャースのエース」と伝え「人生最大の登板からわずか24時間足らずで山本由伸はワールドシリーズ史上最も勇敢で、最も信じがたい鉄人級の投球を披露した」と至極の賛辞を贈った。
また、東の名門球団・ヤンキースOBのレジェンド、アレックス・ロドリゲス氏(50)は海外メディアに「作り話じゃない。私の生涯でこれほど最高のワールドシリーズは見たことがない」と率直な思いを吐露している。
ドジャースは3日(同4日)に地元のロサンゼルス市内で優勝パレードを行う。今季の山本は開幕から一度も離脱することなく先発ローテーションを守り、30試合に登板して12勝8敗、防御率2・49の成績を残した。入団2年目で真のエースとなった無双右腕に、LA中から祝福の雨が降り注ぎそうだ。












