柔道の講道館杯全日本体重別選手権最終日(2日、千葉ポートアリーナ)、男子60キロ級で五輪2大会連続メダリストの髙藤直寿(32=パーク24)は3回戦敗退となった。
初戦となる2回戦では古賀龍之介(福岡・南筑高2年)を技ありで下したが、3回戦では10月の世界ジュニア選手権準優勝の足立悠晟(天理大3年)に技ありを取られて敗れた。試合後は「調子が良すぎて体が動いて抑えが利かなかった。昔なら行かないようにしていたところも、ブレーキをかけられなかった。でも出し切れました」と振り返った。
対戦した2人の若手選手についても言及し、2回戦で戦った古賀には「(対戦して)うれしかった。僕も高校2年生のときにベテラン選手に同じ技ありで負けたので。今後は古賀選手に期待したい」とエール。3回戦の足立には「純粋に試合が楽しかった。僕があんなに打ち合うことはないです(笑い)。昔の自分を思い出すような戦いができました」と笑顔を見せた。
高藤は2016年リオデジャネイロ五輪で銅メダル、21年東京五輪で金メダルを獲得。昨年のパリ五輪は出場を逃した。同五輪後には左ヒザの靭帯を断裂。8月の全日本実業個人選手権で復帰を果たしたが3位。今大会のV逸で、28年のロサンゼルス五輪出場は厳しい状況となった。
高藤は今後について「大野将平先輩みたいに言うと柔道家としては〝一生現役〟。でもちょっと休ませてください。2大会やってこの結果なのは、やっぱりそういうことなんだなと思っている。試合と稽古はまた別物だとはっきり分かった。(今後のことは)いろいろな人と話してから決めたい」と話すにとどめた。












