今季限りでの引退を表明しているドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が、29日(日本時間30日)に行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第5戦で、本拠地ドジャー・スタジアムに別れを告げた。
MLB通算223勝、3052奪三振をマークした生きるレジェンドはリリーフ不安のチーム事情から地区シリーズ以降はブルペン待機。WS第6戦(31日=同11月1日)からは敵地トロントでの開催とあって、この日が本拠地では現役最後の登板機会だった。しかし、チームは初回から劣勢に立たされ、攻守ともにふるわず1―6で惨敗。マウンドに上がることはなかった。
慣れ親しんだホームグラウンドでのラスト登板は、延長18回までもつれた第3戦(27日=同28日)。12回二死満塁の大ピンチで8番手としてマウンドに立ち、ルークスを二ゴロに打ち取った登板が最後となった。
カーショーは試合後もスタンドに残っていたファンに手を振って感謝。「MLB公式サイト」をはじめ、多くの米メディアが偉大な左腕の最後の姿を報じた。老舗誌「スポーツ・イラスト・レイテッド」(電子版)は「ブルージェイズに彼のWS最後のホームゲームを台無しにされた。カーショー一家は4人の子供たちと第5戦までにWS優勝を祝うはずだった」としつつも「試合後は妻と子供たちとともに(現実を)すべてを受け止めた。5人目の子供を妊娠しているエレンにも大きなハグを送る姿が見えた」と伝えた。
ヤンキースひと筋で現役生活を終えたデレク・ジーター氏(51)は、自身が出演した「FOX」で「彼がここ(グラウンド)に出てきて家族と最後の時間を過ごせるなんて素晴らしいことだ」「彼が次にマウンドに立つ時は、おそらく開幕戦の始球式だろう」と祝福していた。カーショーの現役生活はまだ続くが、一つの大きな節目となった。












