女子プロレス「スターダム」のワンダー王座を保持する〝欲深き白虎〟スターライト・キッドが、〝マスクウーマン〟としての覚悟を示した。新宿フェイスで20日にデビュー10周年記念興行を大成功させた白虎が11年目に掲げる目標とは…。

 2015年10月にデビューした白虎は、デビュー10周年記念興行「SLK 10YEARS ANNIVERSARY キッちゃんファミリー危機一髪!?」を開催。チケットは即完売し、会場には466人が集まり超満員札止めとなる大成功を収めた。

 メインでは新日本プロレスのエル・デスペラード、ドラゴンゲートのドラゴン・キッドとトリオを初結成し、井上京子&葛西純&鷹木信悟と激突。先輩たちと好連係をサク裂させた白虎だったが、最後は敵軍の必殺技フルコースを浴び、京子に3カウントを献上した。

レジェンドの井上京子(下)にムーンサルトプレスを放つS・キッド
レジェンドの井上京子(下)にムーンサルトプレスを放つS・キッド

 大会後、白虎は「数年前は私が10周年興行をやるなんて考えられなかった。それでも、ここまで応援してきてくださった皆さんのおかげでここまで来られました。ここからも、まだまだ成長してワンダー王者として私が団体を引っ張っていく」と語った。

 11年目を迎えた白虎は、女子プロレス史を変える目標を掲げた。「以前デスペさんから『マスクウーマンでここまで上り詰めてきた人って、いないと思う。キッちゃんなら団体のトップに立つ存在になれる』と言っていただいたことがあって」と切り出すと、こう続ける。「女子で今まで団体のトップにいたって印象がなくて、マスクマンがサブキャラのような扱いをされるのは嫌なので、そこを覆したい。マスクウーマンの私がトップになって、女子プロレス界を引っ張る存在になりたい」と目を輝かせた。

 大きな目標をかなえるためにも、王者としてやるべきことがある。11月3日の大田区総合体育館大会では、宿敵である極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の小波をV7戦で迎え撃つ。

 3月の大田区大会で撃破した相手との再戦に「これ以上、小波、そしてヘイトを調子に乗らせるわけにはいかない。前回は私が勝ったのに、顔面を踏み付けられて見下された。今回こそ私がちゃんと勝って、小波の脚も心も全部ボロボロの状態にして、私が上から見下す。そして私の持つこのベルトには二度と触れさせない。私の視界から消します」と意気込んだ。白虎の勢いは増すばかりだ。