ドジャースは16日(日本時間17日)、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦に3―1で快勝。今季の最高勝率を誇るチームを相手に3連勝し、ワールドシリーズ進出に王手をかけた。
この日は初回に大谷、ベッツの連打で先制し、同点の6回にはエドマンの中前適時打などで2点を勝ち越した。投手陣も先発したグラスノーが6回途中まで3安打1失点で試合をつくり、その後をベシア、トライネン、バンダ、最後は佐々木がピシャリと3人で締めた。
盤石な試合運びを見せた一方、歓喜の輪に加われていない一人がマイケル・コンフォート外野手(32)だ。昨オフに1年1700万ドル(約25億円=当時)で加入したものの、ロバーツ監督の我慢強い起用でも打撃は上向かず、シーズン成績は138試合の出場で打率1割9分9厘、12本塁打、36打点と期待にそぐわないものとなった。
そして今シリーズではロースター外。米紙「ニューヨークポスト」は「キャリアで最悪のシーズンを過ごした32歳の外野手は、チームが再びワールドシリーズに進出する可能性を、これまでとは異なる視点で見つめている。観客としてだ」と、この日の試合前にコンフォートを直撃した。
環境もガラリと変わった移籍1年目について、本人は「個人的には厳しいシーズンだった」と振り返り「多くの困難な局面があったが、このレベルのチームに所属する以上、自分が果たすべき役割の認識を再調整する必要があった。適応するための時間を多少要したが、シーズン終盤には与えられた役割で求められることを多く実行できるようになった」と手応えも語った。
また、スターぞろいの選手だけでなく裏方、球団スタッフも含めて「組織全体が結束している」と言い「印象的で目を見開かせられるものだった」と驚きも口にした。
ただ大舞台のメンバーから外され、現状は見守ることしかできない。
「この経験を楽しみ、すべてを吸収している。このシリーズか、次のシリーズ(ワールドシリーズ)で必要とされた時に備えて準備しておくつもり。ロースターに入っていないことは間違いなくモチベーションになる。取り組むべき課題をオフシーズンに解決し、その後どうなるかを見極めたい」
悔しさを糧に準備を続けるコンフォートがひのき舞台に立つことはあるのか――。












