ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は14日(日本時間15日)に敵地ミルウォーキーでのブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS=7回戦制)第2戦前の会見で大谷翔平投手(31)が本拠地ロサンゼルスで行われる第4戦に先発すると発表した。

 フィリーズとの地区シリーズ第1戦でポストシーズン(PS)初先発し、6回を3安打3失点、9三振でPS初勝利を挙げた大谷は第5戦に先発予定だった。しかし、ドジャースの3勝1敗で第4戦で決着。NLCSの登板日が注目されていた。

 MLB公式サイトなど複数の米メディアは登板翌日が休養日となる第2戦を有力視していた。指揮官は12日(同13日)に第1戦はスネル、第2戦は山本由伸投手(27)と発表。「ショウヘイはこのシリーズで1試合だけ投げる」とし、登板日は明かさなかった。

 この日の会見で第3戦と第4戦の先発投手を聞かれると「ショウヘイは第4戦、タイラー(グラスノー)は第3戦」と発表。大谷は中12日での先発になるが、そこにはある計算がある。

 ロバーツ監督は「ショウヘイは休養を入れたほうがうまくいっている。必要なら第7戦でリリーフに回ることも可能だしね。タイラーは第3戦が通常の休養に当たるので、そちらの並びも理にかなう。いろいろ総合してそう決めた」と説明した。

 決着が第7戦までもつれた場合、グラスノーが先発、大谷が救援で登板。つまりクローザーとしてマウンドに上がることを想定しているのだ。実現すれば、2023年WBC決勝の米国戦以来となり、日米、いや全世界の野球ファンは歓喜だろう。8回に佐々木朗希投手(23)、9回が大谷の無双継投を見てみたいものだ。