福岡・飯塚市で行われる「IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025」(23~26日)は〝高額賞金〟が設定されている。
当大会はボルダーとリードによる男女混合の国別対抗戦と、28年ロサンゼルスパラリンピックで正式採用されるパラクライミングを同時に実施。スポーツクライミング日本代表の男子は2024年パリ五輪複合銀メダルの安楽宙斗(JSOL)、天笠颯太(東洋染工)、吉田智音(摂南大)、女子は21年東京五輪複合銀メダルの野中生萌、中村真緒(日新火災)、谷井菜月(愛媛県山岳連盟)が名を連ねている。
今大会の出場国数は6か国で、ボルダーとリードの2種目で開催。各種目男女2選手ずつ参加し、チームの合計得点が一番高い国が各種目の初代チャンピオンに輝く構図だが、関係者によるとIFSC(国際スポーツクライミング連盟)の開催する他大会と比べても、賞金の総額が最も高い国際大会だという。
世界選手権の賞金総額は7000ユーロ。しかし、今大会の賞金総額は各種目1万ユーロと高額だ。ある関係者は「まだまだ発展途上の競技ではあるが、世界トップの選手が、国の威信を賭けて戦う大会と考えれば、他の大会よりも総額が高くなること自体は全然不思議ではない」と見解を語った上で「プロ種目のサッカーや野球、ラグビーなどの国際大会は、この大会の比にならない。しかしスポーツクライミング界にとっては、こういう面も魅力の一つとして捉えていただき、来年以降もこの大会で世界1位を目指して欲しい。またどんどんスポーツクライミングの裾野が広がり、もっともっと魅力ある大会にしていきたいと思っている」と狙いを明かした。
エースとしての活躍が期待される安楽は、今大会に向けて「パラクライミングとの共生や国別対抗戦など、チャレンジングな大会。参加できることを楽しみにしている」ときっぱり。果たして多額の賞金を手にするのは――。












