ドジャース・大谷翔平投手(31)が23日(日本時間24日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・投手兼指名打者(DH)」として〝リアル二刀流〟で出場。投手として好フィールディングを見せ、試合を中継した「NHK BS」の解説者も驚きを隠せなかった。

 1―0で迎えた5回の守備だった。一死一塁の場面で大谷は8番・マッキャンに対し、内角から鋭く曲がる86・2マイル(約139キロ)を低めに投じた。詰まった打球が大谷の前にワンバウンドで転がると、素早くグラブに収めて二塁に送球。ベースカバーに入ったエドマンから一塁手のフリーマンに渡り、余裕をもって併殺打で切り抜けた。

 軽快な動きと正確な送球に、解説を務めていた武田一浩氏(60)は「うまいですね」と思わずうなり「内野もできますよ」と絶賛したほどだった。

 ポストシーズンにおける「投手・大谷」の起用法は最終決定していない。仮にリリーフで登板した場合、降板後は先発時のようにDHでは出場できなくなる。本人は「外野」で出場する可能性も視野に準備することにも言及していた。ロバーツ監督は外野手としての起用には消極的だが、打って投げて走って守れる大谷の万能ぶりが垣間見えるワンシーンとなった。