自民党総裁選(10月4日投開票)に立候補した茂木敏充前幹事長に新人記者とカメラマンが直撃。茂木氏をボスと慕う鈴木貴子衆院議員も参戦しての女性3人の包囲網にトランプ大統領からタフ・ネゴシエーターと評された茂木氏もタジタジ。意外な素顔をのぞかせた。

 ――来月70歳とは思えません。若さの秘訣は何ですか

 茂木氏(以下、茂木)ジムには通うようにしています。筋トレをしたり、インナーマッスルを鍛えたり。できれば週に2回は行きたいんですけどね。

 貴子氏(以下、貴子)えっ? 結果にコミットされてませんけど(笑い)。

 茂木 あと、ゴルフ。思い切り打ってストレス解消。スコアは国家機密です(笑い)。

 ――SNSがバズっている。東大入試や難解な英単語クイズなどを簡単に答えていますが、普段からトレーニングを?

 茂木 ぶっつけ本番です。だから結構分からないものもあったりするでしょ。

 ――若者の間で最近大流行の性格検査・MBTI診断にも挑戦していた

 茂木 ENFP(運動家、外交的などの特徴を持つ)の結果でした。これ本当に合ってるのかな? 若い経営者や20代の友達が多いのもあるが、流行にできるだけ触れたい。日本語だってアップデートしていますから。“エモい”も僕は使わないですけど、大体わかります。

 ――服のこだわりは

 茂木 ほとんど紺のピンストライプのスーツです。私生活ではチノパンにポロシャツで、パステルカラーが多い。このカシミヤのセーターは自分で見て買ったユニクロです。

 貴子 でも見てよ。ハンガーが(高級オーダースーツの)英國屋で、ハンガーの方が高いんじゃない? これが茂木敏充(笑い)。

 茂木 たまたまかかっていただけです。普段は料理もします。焼きそばが得意で、たらこスパゲティにしそを振ったり、ドライカレーも作ったりします。逆に、酢の物はあんまり好きじゃないかな。

 ――恋愛ドラマからサスペンスドラマまで幅広く見ると聞きました

 茂木 好きですね。中でも「101回目のプロポーズ」が一番好き。武田鉄矢さんの思いが伝わって最終的に結ばれていくのが良い。「ぼくは死にましぇん」って。お笑いやM―1グランプリとかも見ますよ。バカリズムは才能あると思うな。ドラマの「ブラッシュアップライフ」「ホットスポット」も見ました。

 貴子 バカリズムといえば「IPPONグランプリ」。総裁選で大喜利とかやってみればいいのに。ボス、強そう(笑い)。

 ――“恋バナ”を聞かせてほしい

 茂木 いやいや…。まあ恋愛結婚ではあります。知り合いを通じて出会いました。初デートは、六本木のおでん屋でした。

 貴子 即答なんて“キュンみつ”(敏充カワイイの意味)! じゃあプロポーズの言葉は?

 茂木 ちょっと…それは(苦笑い)。

 カメラマン その言葉は長いんですか? それとも短い?

 茂木 それも秘密。覚えてはいるけど言わないかな。デートにはピザ屋さんとかおすすめしたいね。なんとなくイタリアンって、オシャレじゃん。

 ――私は、今20代。結婚できるかなど将来がなんとなく不安です

 茂木 結婚しなかったり晩婚になったりする理由の一つは、収入だと考えます。つまるところ、もっとやりがいを感じて高収入が得られるような状況をつくることが大切だと思っています。日本は大丈夫かという不安もあるだろうが、未来は明るいと思えるような時代をつくっていきたい。アインシュタインもエジソンも「成功の反対語は、失敗ではない。やらないことだ」と言っています。若い人には、挑戦することはいいことだって伝えたい。

 貴子 総裁選に挑戦することにしたボスにはぜひ結果を出してほしい。「今こそ敏充」です。

☆もてぎ・としみつ 1955年10月7日生まれ。栃木県足利市出身。東京大学を卒業後、丸紅に入社。ハーバード大学大学院を修了し、マッキンゼー社コンサルタントでの勤務を経て、93年に旧栃木2区で衆院議員初当選した。2003年に小泉内閣で内閣府特命担当相として初入閣し、自民党幹事長、政調会長、選対委員長などを歴任。経済再生相時には、日米貿易協定でトランプ大統領と渡り合った。昨年、総裁選に出馬。