パ首位のソフトバンクは18日の日本ハム戦(みずほペイペイ)に3―2の逆転勝ちを収め、優勝マジックを「7」とした。2位・日本ハムとの直接対決を制して、ゲーム差は今季最大の「4・5」に拡大。このカードの対戦成績を13勝11敗とし、シーズン勝ち越しも決めた。

 試合は今季チーム勝ち頭の12勝を挙げている先発・大関が立ち上がりから不安定で、3回途中降板。ベンチは早めの継投策に打って出て、試合を落ち着かせた。鮮やかな逆転劇は1―2で迎えた8回。栗原の起死回生の7号ソロで追いつくと、さらに一死満塁の好機で代打・川瀬が押し出しの四球を選んで勝ち越した。最後は新守護神・杉山が締めてゲームセット。2年連続のリーグ優勝をたぐり寄せる大きな1勝となった。

 試合後、小久保監督は3回で大関をあきらめ、早めの継投に入ったことについて「大関も(シーズン通して)ここまで頑張ってくれていたんですけど、初回、2回と見た時点でちょっと抑えられる球はないかなという判断で、あそこで思い切ってスイッチしました」と説明。大関は前回11日のロッテ戦(ZOZOマリン)でも2回4失点(自責2)で降板していただけに、指揮官は直近の状態を頭に入れた上で「(2番手・松本)晴を早めに準備させることはプラン通りだった」とも明かした。

 積極的な采配が一進一退の攻防に持ち込み、終盤の逆転勝ちにつながった会心のゲーム。「今日はリリーフ陣がよく頑張った。勝ち方がよかった」と、王会長も賛辞を惜しまなかった。