鉄壁のディフェンスを見せたモンスターがまさかのポロリだ。ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)が15日、横浜市内で王座防衛からの一夜明け会見を開き、次戦の相手がWBC同級1位アラン・ピカソ(25=メキシコ)であると発言するハプニングがあった。
前日は「過去最強の敵」と呼んでいたWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)を徹底したヒットアンドアウェーのアウトボクシングで封じ込めて大差判定の圧勝。「作戦通り、しっかり勝つことができて本当にほっとしている」と満足感をにじませた。
12ラウンドを戦ったが「肉体的なダメージはほとんどない」という。次戦は12月にサウジアラビア・リヤドで行う予定で、相手はピカソとの海外報道があるが未発表。しかし、次戦のテーマを問われて、「ピカソの映像を見ながら、しっかりと作戦を立てて、どういった戦い方をするか…」と思わず漏らしてしまう一幕が。所属ジムの大橋秀行会長から小声で「違いますね」と制止されてしまった。
大橋会長は次戦について「もうすぐ発表できると思う。おそらく、相当注目される試合。(興行に)出場してくるメンバーもすごい」と予告。「一番インパクトを残す試合で、技術を見せながら最後はKOで決着できるような試合に期待しています」と語った。
また、井上は、前日のような打たせないボクシングならばフェザー級でも勝てるとの声があると質問されると「まだスーパーバンタムで戦えるし、フェザーに行っても戦える自信はあるんですけど、ここは慎重になって行こうかな」と、転級は急がない考えを示した。だが、大橋会長は「スーパーフェザーは行けるな。前から言っているけど、あの戦いなら」と期待を膨らませた。
口のガードは緩んでしまったが、リングの中でのガードは鉄壁のまま無敗街道を突っ走る。












