決戦へ〝大好物〟を断つ。ボクシングのWBO世界バンタム級王者・武居由樹(29=大橋)が3日、横浜市内で同級1位クリスチャン・メディナ(25=メキシコ)との3度目の防衛戦(14日、愛知・IGアリーナ)へ向けて公開練習を行った。
武居はボクシング転向後初の関東圏外での試合となる。K―1時代には大阪と名古屋で試合を行った経験があるが、ともに判定勝ちとKOを逃している。「試合前のルーティンをすごく大事にしている。地方なのでいつもどおりの流れができないんだろうな、というのが不安ですけど、今から気持ちを整えているので大丈夫だと思う」と表情を引き締めた。
この試合の発表会見時には、地方と相性が良くない理由を「若干旅行みたいな気分になっていた」と自己分析していた。そして、この日は「名古屋の食べ物は何でも好きです。ひつまぶしとか、あんバターとか…」と明言。〝名古屋めし〟が大好物であることを吐露した。
しかし一大決戦へ向けて覚悟を決めた。「ここが勝負どころなので、勝たないと何も始まらない」とこの一戦を位置づけており「そこ(名古屋めし)はいったん置いておいて、勝ってから考えます」と強調。名物の数々に対する欲望を頭から消し去り、目の前の試合に集中することを誓った。
練習ではシャドーとミット打ちを各1ラウンド行い、キレのいい動きを披露。「過去イチ」と絶好調をアピールした。〝勝利の美酒〟ならぬ〝勝利の美食〟に舌鼓を打てるか。












