自らの力で負を断ち切った。バレーボール女子の世界選手権(3日、タイ・バンコク)、準々決勝が行われ、世界ランキング4位の日本は同8位のオランダに3―2で逆転勝ち。2010年大会以来、15年ぶりのメダルに王手をかけた。
チーム3位の13得点を挙げた佐藤淑乃(NEC川崎)は、攻撃の軸としての意地を見せた。「1、2セット目は自分のディフェンスでミスが出てしまって悩みながらやっていた」というが、一度ベンチに退いた際に「冷静に相手を見れた」。再びコートに立つと「負けたら終わりなので、オフェンスだけでも貢献したかった」と気持ちを切り替えた。
中盤以降は力強いスパイクで得点を積み重ねる。佐藤の復調とともに日本も立て直し、1―2で迎えた第4セットを奪って試合を振り出しに戻すと、最終第5セットは後半に引き離して勝負あり。「自分たちのやりづらい展開だったが、徐々に自分たちのリズムに変えていけたのが勝因」と振り返った。
目標とするメダルまではあと1勝。準決勝はトルコ―米国の勝者と相まみえる。「ネーションズリーグではメダルを取れなかった悔しさがある。次の試合勝ち切って決勝でプレーしたい」と決意を新たにした。












