ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が9月14日に愛知・IGアリーナでWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との対戦を控える中、米数学者が注目の一戦の行方を占った。

 米「ヤフー・ファイナンス」は「ボクシングの論客で数学者ダン・ハーバチェク氏が井上尚弥対ムロジョン・アフマダリエフ戦の予想を発表」と題する記事を掲載。米ニューヨークを拠点とする起業家でボクシング愛好家でもある、数学者のダン・ハーバチェク氏による予想を紹介した。

 記事の中で、ハーバチェク氏は「井上はスピード、正確さ、そしてパワーを兼ね備え、スーパーバンタム級ではほぼ無敵の存在だ」「アフマダリエフは才能があり、規律正しく、危険な相手だ。しかし数字(データ)とスタイルの相性から見て、井上優位は明らかだ。井上の勝利を予想する」と断言した。

 予想では、ブックメーカーのオッズを元に井上が勝つ確率は「85~86%」、アフマダリエフは「14~15%」と算出し、プロ戦績やラウンド数、KO率なども加味。ハーバチェク氏は「井上が勝利を収めれば、現代ボクシングにおける最強の軽量級王者としての彼のレガシーはさらに深まるだろう。勝利は彼のパウンド・フォー・パウンドでの地位とスーパーバンタム級での覇権を確固たるものにする」と指摘した。

 さらに「アクマダリエフによる番狂わせは衝撃的であり、階級の序列を書き換え、彼を一夜にしてエリートクラスへと押し上げるだろう。しかし私の予想は分析に基づく解釈であり、いかなる賭けやプロモーションの結果とは関係がないことを覚えておいてほしい」と付け加えた。