新日本プロレスを支配する「ユナイテッド・エンパイア(UE)」のグレート―O―カーンの独占インタビューにまたしても成功した。G1クライマックスでは決勝トーナメントに駒を進めることができず昨年の成績を下回ってしまったオーカーンだが、9月28日神戸大会では棚橋弘至(48)とのシングル戦が決定。何やら因縁深そうな一戦を前に、余の声を聞くがいい――。
――G1では無念のブロック敗退となった
オーカーン(以下・余)うむ、今回は環境が悪かったな。メンバー離脱が相次ぎUEが来年あるかどうかも分からない状況で、余が重責を背負って戦ったのじゃが…プレッシャーが重かったかなと。ただ収穫もある。雪崩式など新型のエリミネーターも出せたし、竹下(幸之介)との試合ではシンパシーを感じた。竹下も「オーカーンにシンパシーを感じる。あの方はイケメンでカリスマ性もあるし、世界4団体を股にかけるだけの力がある」と言っておったしな。
――そんな発言は見当たらなかったが
余 たわけが! 貴様らメディアに読み解く力がないだけじゃ。「今年はたまたまオーカーンに勝てたから優勝できたけど、来年はオーカーンが優勝だろうな」みたいなことも言っていたな。アイツのコメントの真意は、シンパシーを感じ合ってる余が一番よく分かる。
――無礼をお許しください。優勝を逃したことでUEは存亡の危機のままで、次期シリーズ(9月9日、富士で開幕)もカードが組まれていない
余 それは甘んじて受け入れるしかない。今の余たちは棚橋社長から必要とされてないのだろう。
――その棚橋と神戸大会でシングル戦
余 かつて余に似た〝岡〟とかいう青年が付け人を務めていたとよく聞く。だからオーカーンも棚橋の付け人なんだみたいな無礼なことを言うヤツらがいるが、何で余が棚橋なんかの…ウッ! あっ…頭がっ…!
――どしたん話聞こか?
余 や、やめてください棚橋さん…すみません! すみません! うぐっ…ごめんなのだ…ぶたないで…ぶたないでほしいのだ…ハッ! ハァ…ハァ…何だ? …突如オーカーンの脳内にあふれ出した存在しない記憶…
――お前、岡だろ!
余 どけ! 余は支配者だぞ! 余はオーカーンだ、誰が何と言おうとグレート―O―カーンなんだ。しかしこれは覚えているが、2020年12月の後楽園大会では棚橋にイスでしこたま殴られたこともあった。ヤツの暴力的な本性を余だけは知っているし、余が正義の鉄槌を下さねばならぬ。
――無礼をお許しください。棚橋は来年1・4で引退する
余 このタイミングで組まれたからには、棚橋は東京ドームまでたどりつくことはできないだろうな。グレート・ムタの新日本ラストマッチを務めた余が、棚橋のラストマッチも務めることになるだろう。あとこれはどうしても言いたいのじゃが、棚橋の下で何も学ぼうとしなかったヤツらが、やたらと棚橋への憧れや尊敬を口にしているのは余は納得できん。
――新日本の選手なら別に問題ないのでは…
余 弟子と名乗れるのは付け人だけだと余は思う。棚橋のために時間と労力も払わず、後からすり寄ってその場限りの人気取りの発言、それにだまされる愚民も見ていて気持ち悪い。そんなヤツらとは対照的に、岡という見どころのある青年は「やらせてください」と直談判して初代付け人になったらしい。知らんけど。そこから辻(陽太)、中島(佑斗)へと指名制で続いていくわけじゃが、肝心の岡を差し置いて棚橋の後継者は誰だみたいな話は片腹痛いな。これは岡、お前が始めた物語だろ。
――棚橋を終わらせられるのは岡…いや余だけであると
余 YES I AM! じゃが余にとってもこれは背水の陣。来年の1・4まで待っていたらUEは存続さえ危うかったじゃろう。余が棚橋弘至というレスラーに引導を渡し、再びUEに栄光の日々をもたらすその前に! ひれ伏せっ愚民ども!












