モンスターの「最強の相手」は現役軍人だった! 9月14日、愛知・IGアリーナで世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)に挑戦するWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)が24日、羽田空港に来日した。

 インターネット上にはアフマダリエフが軍用とみられるベレー帽を着用する画像が多数存在。それは単なるコスプレではなかった。「軍人なのか」と尋ねると「そうだ」と返答。プロボクサーではありながら現在も軍人の地位にあり、近衛兵に相当する部隊に所属しているという。軍人からボクサーなどのプロ格闘技選手に転身した例は多い。しかし、現役軍人のままプロで活動したのは、ロシア軍パラシュート部隊に所属しながら総合格闘技PRIDEなどに参戦したセルゲイ・ハリトーノフらがいるものの多くはない。

 かねて井上に対して挑発を繰り返してきたが、この日に見せた態度は軍人らしく?紳士的。「とても日本が好き」「井上選手は私のキャリアの中でも最強の相手。大変尊敬している」と友好的な発言を貫いた。

 だが、その発言の中にも自信がチラリ。井上陣営が最強の相手と評していることには「それはある意味で正しい」。自身に唯一の黒星を付けたマーロン・タパレス(フィリピン)と井上がスパーリングしたことにも「私とタパレス選手は天と地ほど違うスタイル」と強調した。現役軍人はモンスターを撃退できるか。