ボクシングの元世界3階級制覇王者ジョンリル・カシメロ(フィリピン)の動向に、母国で再び注目が集まっている。

 元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏がファウンダーを務める「3150×LUSHBOMU」はカシメロと専属契約を締結。元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)と共同プロモーション契約を締結したことも発表された。

 そうしたなか、カシメロの母国メディア「The Manila Times」は「カシメロに再びチャンスが巡ってくる」と題する記事を掲載。「2024年10月から活動休止中で(自身の体重超過により)現在日本での試合が禁止されているカシメロは、意外にも運が尽きていない」と伝えた。

 同記事では、カシメロがたびたび体重超過の違反を犯してきたことなどを紹介。今回の契約について「カシメロのキャリアを救う最後のチャンスとなるかもしれない」と記した。

 その上で、同記事では今後の展開次第では世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との対戦につながる可能性に言及。「カシメロの次の対戦相手は未定だが、ファンはネリとの対戦を望んでいる」「日本でのネリ戦はカシメロにとって有益となるだろう。カシメロが、イノウエのネリ戦でのパフォーマンスを上回れば、日本中で大きな話題となる。その話題がイノウエの耳にも届くことを期待したい」とし、モンスター戦の実現へ、いちるの望みを託した。

 さらに「カシメロはイノウエとの対戦を望んでいたが、彼のコンディションの問題が日本の陣営を遠ざけた。イノウエはカシメロの非プロフェッショナルな行動を公に批判している」「カシメロは本当に改心する時が来た。彼は再びリングでの栄光をつかむチャンスを与えられ、このような機会は二度と巡ってこないかもしれない」と指摘。母国の〝問題児〟に改心を求めた。