第107回全国高校野球選手権大会の第13日第2試合(19日、甲子園)は、昨夏準Vの関東第一(東東京)が日大三(西東京)に3―5で破れた。

 2点を追う9回裏、二死走者なしの場面で最後の打席に立ったのはエース・坂本(3年)。昨夏の決勝戦でも最後の打者となった坂本は、初球のストライクに空振りし、3球目を中飛に打ちあげてゲームセット。左腕は「自分がチームの足を引っ張って、最後のバッターになってしまったことが一番悔しい。2回も同じことを繰り返してしまってるのはまだまだ練習が足りないなと思いました」と声を震わせた。

 打線は3点の先制を許した直後の4回に小林(3年)の適時2塁打などで2点を返し、5回には坂本の適時打で2点差に迫った。しかし、終盤の好機を生かすことができず、逆転には至らなかった。

 投打でチームをけん引してきた坂本は「ここまできたのは監督やコーチ、自分を支えてくれた人がいたからこそ。応援に応えたい思いがあったので、なんとか勝ちたかった」と涙をぬぐい、静かに甲子園を後にした。