卓球王国として世界に君臨する男子中国代表の〝課題〟を巡り、自国メディアから不安の声が上がっている。
直近の世界ランキング上位選手で争われるWTTチャンピオンズ横浜(7~11日、神奈川・横浜BUNTAI)では、張本智和(トヨタ自動車)が世界王者の王楚欽(中国)に4―2で勝利。優勝が決まると張本はユニホームを抜いて喜びを表現し、卓球台にキスをするなど、興奮した様子を見せた。
中国メディア「捜狐」は「横浜の男子シングルス決勝で、王楚欽は張本志和に敗れた。その瞬間、張本智和は天を仰いで雄たけびを上げ、王楚欽は頭を下げ、静かにラケットを片付けた。カメラは全く異なる二つの感情をとらえた」と切り出した上で、過去と現在の差について言及した。
「男子の編成は外国人選手を震え上がらせるほど強烈だった。馬龍、樊振東、王楚欽の3人が絶対的な主力で、梁靖崑と林高遠も強力な助っ人として活躍していた。外国人選手はたとえ1人の選手を避けたとしても、別の選手が彼を倒しに来ていた。しかし、パリ五輪の今は状況が一変した」と分析し「『安定した核』の役割を担えるのは王楚欽だけ。敗北よりも危険なのは、この一本芯の状態だ。一本の柱が崩れれば、チームの成績はたちまち崩れ去る。外国人選手は今、王楚欽の研究に全力を注ぐ必要がある。彼を倒すことは、中国男子の守備ラインを突破することに等しい」と厳しい見方を示した。
当記事では実力面だけでなく「男子チームは人気を失っている」と報道。王者はさまざまな面で窮地に陥っているようだ。












