昨年の米下院UFO公聴会で証人に鋭い質問を投げ掛けた米下院議員のアンナ・パウリナ・ルナ氏(36=共和党、フロリダ州)が先日、空軍勤務時代の〝UFO遭遇〟事件を語った。米紙ニューヨーク・ポストが14日、報じた。

 13日に配信されたポッドキャスター、ジョー・ローガン(58)の番組「ジョー・ローガン・エクスペリエンス」に出演したルナ氏は、ポートランド空軍州兵基地に飛行場管理の専門家として勤務していた時の不思議な出来事を明かした。

 ルナ氏は空軍で6年間勤務し、飛行業務の調整やF―16パイロットとの連絡など、飛行場の安全と効率を監督した。しかし、パイロットたちは、上空で自分たちが見たものについて話したがる者はいなかったという。

「私がまだ州兵だったころに領空侵犯があったのですが、そのことについて何人かのパイロットと話したのを覚えています。私は、あれは何だったの?と思いました。なぜなら、彼らは『えー、それについては話せません』という感じでした。誰もそのことについて真剣に話したがりませんでした」

 ルナ氏はこの領空侵犯について、UFOを含む未確認異常現象(UAP)である可能性が高いと考えたという。

「私が理解したところによると、パイロットはフライトステータスから外されたくなかったようで、『本当にそれについては話せない』と言っていました。『それが何であれ、本当に特定することができません』と言っていました。自分たちの能力をはるかに超えていたそうです」

 UAPを目撃したと報告した人々に対して、軍上層部から「頭がおかしくなった」という汚名が着せられ、それが報告者の評判や昇進、機密取扱許可を危うくさせるため、パイロットたちは誰も「UFOを見た」と言わなかった。ルナ氏はそうみている。

 ルナ氏は、米国政府はUFOに関して国民に対して必ずしも透明性を保ってきたわけではないと指摘した。

「私が言えるのは、これまで地球上の何千、何万という人が何かを報告してきたのに、『その人たちは頭がおかしい』と言うのは、人々に黙らせるための偽情報キャンペーンだということです」

 現在、下院監視・政府改革委員会が設置したUAPを調査するタスクフォースを率いるルナ氏は、米国政府にさらなる「透明性」を求めた。

「連邦政府は、私たちがアクセスを許可されている情報の一部を公開してくれることを期待します。なぜなら、その情報はアメリカ国民の手にあるべきだと考えているからです」

 また、ルナ氏は政府が地球外生命体が作ったとされる宇宙船の技術を再現しようとしているとも考えている。

 ルナ氏は「機密事項には触れないですが、時間と空間を超えた動きがあったという非常に信頼できる人々からの報告があったと信じています。私が見た写真に基づいて、宇宙には人類が作ったものではないものがあると確信しています」と語った。

 2025年には、すでに全米で2100件を超えるUAPの目撃情報が全米UFO報告センターに報告されており、2024年に報告された1492件から大幅に増加している。