新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」10日群馬大会のAブロック公式戦でNEVER無差別級王者のボルチン・オレッグ(32)がタイチ(45)から5勝目を挙げるも、無念のブロック敗退が決まった。

 負けたら即敗退のボルチンは、一進一退の攻防が続いた10分過ぎにF5を決め優勢を築く。しかし、必殺のカミカゼを回避されると、サミング、チンクラッシャーで反撃を許す。その後もジャックナイフ式エビ固めで丸め込まれるなど窮地の連続だ。

 それでもブラックメフィストの体勢に入ったタイチを担ぎ上げると、豪快なパワーボムをさく裂させ逆転。カウント2で返されたところを強引に持ち上げ、一気にカミカゼで3カウントを奪った。

 バックステージでは敗者復活からG1を戦い抜いたタイチをたたえた。「タイチさんはこのG1出ると思っていなかったけど、やっぱりG1の前の後楽園(7月6日)の試合を見てやりたいって思っていた。タイチさん負けたかもしれないけど、自分の中でこのG1のチャンピオンだね」と笑顔を見せた。

 ボルチンはこの試合終了時点では決勝トーナメント進出の可能性が残されていた。しかし、その後の試合で辻陽太がカラム・ニューマンに、EVILが棚橋弘至に、デビット・フィンレーが上村優也にそれぞれ勝利。Aブロックは6勝3敗のEVILが1位突破を決め、5勝4敗でボルチン、辻、フィンレー、上村の4選手が並んだ。当該選手同士の直接対決の結果、2位がフィンレー、3位が辻となったため、ここで敗退となってしまった。