右肩のインピンジメント症候群で5月中旬から離脱しているドジャース・佐々木朗希投手(23)が、戦列復帰に向けて準備を進めている。
8日(日本時間9日)にはライブBPに臨む予定で、順調にいけばその後はリハビリ登板を重ねていく方針。ロバーツ監督は10月のポストシーズンで佐々木を登板させるかについて否定も肯定もしていないが、米メディアの間では早くも反対論が持ち上がっている。
「FANSIDED」は7日(同8日)、「ルーキーシーズンをさらに失望させる可能性がある」と指摘。まず理由に挙げたのは、佐々木がMLBで1年目である点で「ほとんどの若手が足場を固めることに時間を要する。日本では紛れもないスーパースターだったが、MLBのレベルははるかに高い。マウンドにも慣れなければならない」とした。
そして、最も強調したのが想像を絶するプレッシャーだ。昨オフの移籍交渉の際、代理人が〝静かな環境〟を求めたことを引き合いにこう論じている。
「彼はドジャースを選んだ。世界有数の才能を持つ選手たちとともに、直接的な注目を集めることになった。健康であればサイ・ヤング賞候補とみられていることも、事態を複雑にしている。佐々木は『世代を代表する才能の投手』と称されていた。その称号には過大な期待が伴う」
ドジャースはMLB屈指の人気球団であるだけでなく、今年はワールドシリーズ連覇の期待もかかる。それだけにポストシーズンでは、シーズン中とは比較にならないほどの注目と厳しい目を向けられることになる。
もっとも、同メディアは佐々木の登板を〝回避〟させても本人にはプラスとみている。「ポストシーズンのロースターから完全に外れるか、ブルペン(救援)に回るかにかかわらず、長期的に見れば問題はないだろう。10月に休ませることを選んでも、多くのベテランスターたちが厳しいポストシーズンの試合でどう対処しているかを観察できる。それは彼にとって貴重な学習体験となるだろう」と主張した。
今季はここまで8試合に先発して1勝1敗、防御率4・72。将来的にメジャーを代表する大投手に成長する願いも込めて、同メディアは「忍耐は美徳だ。佐々木の成長を促す唯一の合理的なアプローチは忍耐強く待つことだ」と結んでいる。












