米球宴でナショナル・リーグを率いるドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)に地元メディアがチクリだ。

 球宴前日の14日(日本時間15日)、米ジョージア州アトランタのトゥルーイスト・パークで恒例のホームランダービーが行われた。全米がお祭りムードに包まれるなかロサンゼルスの地元メディア「ドジャースウエイ」は「デーブ・ロバーツが佐々木朗希復帰の暫定スケジュールを発表 ロバーツは再び発言を撤回しなければならないのだろうか?」との記事を配信した。

 ロバーツ監督は右肩インピンジメントで負傷者リスト(IL)入りしている佐々木朗希投手(23)について13日、「痛みはない」として8月下旬の復帰を示唆した。

 同メディアは「ドジャースファンは、ロバーツが佐々木について語る言葉をうのみにしがちだ。負傷状況に関する最新情報の大半も同様だが、ドジャースにとって最大の疑問符は佐々木とブレーク・スネルだ。スネルは現在リハビリのため1Aに所属しており、復帰に向けて準備は整っているものの、佐々木のルーキーシーズン全体がムダになるかどうかは不透明だ」と懐疑的だった。

 ここに来て「8月下旬」という具体的な時期が示されたことにも「ロバーツは、ドジャースはシーズン残りは佐々木なしで戦うつもりだと発言したが、数時間後には明るいニュースを出し、ファンに年内復帰への期待を与えた。その後は議論が白熱し、具体的な進展はほとんど見られなかった」と経緯を振り返り、「ロバーツが実際に復帰の日付らしいものを設定することができたのは佐々木にとって初めてだ」と皮肉を込めて伝えた。

 それでも佐々木の復帰は世界一2連覇を目指すチームにとって大きな力となる。「すでに対戦相手のファンから佐々木は失敗作として見なされている。ドジャースファンは今も佐々木の活躍を待ち望んでおり、ポストシーズンでその姿を見せることは、佐々木にとって名誉挽回への絶好の機会となるだろう」と指揮官の言葉どおり秋のフル回転を期待した。