パ首位のソフトバンクは5日のロッテ戦(ZOZOマリン)に3―6で敗れ、連勝が4で止まった。今季2度目の先発となった前田悠伍投手(20)が5回途中5失点(自責3)でプロ初黒星。打線は相手先発・種市に序盤から苦戦し、近藤健介外野手(31)の2打席連続弾で奪った3得点に封じられた。

 敗れはしたが、主軸の2発はなんとも頼もしかった。6回の6号ソロ、8回の7号2ランはいずれも逆方向への見事なアーチ。攻撃陣が手を焼いた種市を攻略するお手本のような打撃だった。今季初の1試合2発で、8月に入って4戦4発。夏場から終盤戦にかけて大事なゲームが続いていく中で2023年に本塁打、打点の2冠に輝き、昨季は首位打者に輝いたタイトルホルダーが一気に勢いづいてきた。

 試合後、小久保監督は孤軍奮闘の近藤について「もう、なんというか、打線にいるといないでは全然違う」と称賛を惜しまなかった。空砲に終わったが、次戦につながる終盤の追い上げを演出する2打席連続アーチだった。