新生ゼロワン3日の新木場大会で行われた田中将斗とハヤブサの2度目の一騎打ちは、30分時間切れ引き分けとなった。
決戦の発端は、ゼロワン伝統のリーグ戦「火祭り」で優勝したハヤブサの7月7日の入団会見だった。4月に復活を遂げた〝伝説の不死鳥〟が手厳しく団体の現状を指摘すると、長くゼロワンマットを支えてきた田中が激怒。後日、ハヤブサが発言の責任を取って新木場大会での一騎打ちを要求し、田中が敗戦の場合は退団となり、自身が敗れればマスクを脱ぐことが決まった。
試合は両者が意地の張り合いを見せた。空中殺法を見せつけるハヤブサに対し、田中もラリアートや頭突きなどで反撃。どちらも決死の思いで攻撃したが、3カウントを奪うことができず試合終了のゴングが鳴った。
リング上で田中は「この1か月、いろんな思いをしてきたよ。おまえに現実というものを正面から言われて、おまえにシングルを望まれて。『マスクかけろ』って言って、ここにいるお客さんごめん。俺、こいつの素顔なんてこれっぽっちも興味ないねん。あんだけデカいこと言うて、俺の気持ちもたしかに変わったよ」と心境を吐露。
その上で「俺、いろんなことゼロワンであったよ。やめようと思ったことも正直あった。でもここまでずっとみんなでやってきて、簡単な思いじゃあれ(退団)はかけられんかった。でもおまえがマスクをかける気持ちでくるなら、俺はそれをかけようと思ったよ」と力説した。
その後、第4試合のタッグマッチでマンモス佐々木&宮本裕向に勝利した松永準也と朱鷺裕基が登場。マイクを持った松永は「この試合が決まって思うところはあったけど、やっぱり俺はこんなすごい試合をする田中さんと、ハヤブサがいるゼロワンでトップに立ちたい。もしこの試合で2人ともやめないのであれば、俺たちと8月31日、板橋大会でタッグマッチしてください」と要求した。
これに田中は「俺はいいよ。ハヤブサがええんやったら、俺とハヤブサが組んでおまえらやってやるよ」と受け入れた。
激闘を終えたハヤブサは、バックステージで「田中将斗と、退団とマスクをかけた結果が30分ドロー。今日会場で見てくれた人、この結果で退団もマスクをはぐこともないけど、文句ある人はいますか? 誰かいたら田中将斗も言ってましたが、俺らの目の前に来て直接言ってほしい」と熱弁。そして「田中将斗に認めてもらったゼロワンの一員として、この先、改めて俺のやり方でゼロワンを盛り上げていきたい」と団体の再興を誓った。














