新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」1日高松大会のAブロック公式戦で、タイチ(45)が辻陽太(31)から3勝目を挙げた。
ここまで4勝1敗とAブロックの単独首位を走る辻を〝敗者復活〟のタイチが止めて見せた。一進一退の攻防からブレーンバスターボムからのジーンブラスターにカウンターのカチ上げ式エルボーをさく裂させると、デンジャラスバックドロップを発射。さらにはショートレンジラリアートで攻勢に出たが、ショートレンジのジーンブラスターを浴びてダブルダウンとなった。
さらに激しい打撃戦を展開したタイチは、串刺しのジャンピングニーで窮地に追い込まれる。それでもマーロウクラッシュにカウンターの天翔十字鳳を発射し、再逆転。バックドロップホールドをカウント2で返す粘りを見せた辻を、最後はブラックメフィストで振り切った。
昨年に続いて出場者決定戦に敗れたものの、後藤洋央紀の負傷欠場によって急きょ組まれた出場者決定ガントレットマッチを制し、2年ぶりにG1の舞台に戻ってきた。「いいか新日本プロレス、よく聞け。俺はねたみひがみでで、俺が出たいだけで言ってるんじゃねえんだよ。G1出せ出せって。自分のためもあるよ。でも、俺が出たことによって、若い連中、刺激受けてるじゃねえかよ。壁になれてるじゃねえかよ、まだ」と胸を張った。
新世代が台頭してきている新日本プロレスだが、その一方で主力選手の退団も相次いだ。タイチは「新日本プロレスの未来のために言ってるんだ。観客動員どうよ? 減ってるだろう。俺はあと数年で消え去るかもしれない。けどアイツらはまだ10年、20年メシ食わなきゃいけねえんだろ? うまいメシ食わせたいだろう。いい車乗って、いい家買って、いい女抱いて、そういう暮らしさせてやりてえからよ。だから、まだまだ俺は必要だろ?」と力説。
「敗者復活ドリーム、ビビって暮らせ、お前らこの後も。ビビって待てよ。さあ全員かかってこい」と、全方位に宣戦布告していた。












