自民党は28日、都内の党本部で参院選を総括する両院議員懇談会を開催した。多くの議員から石破茂首相に対して大敗の責任を問う声が相次いだという。

 懇談会は午後3時半から始まり午後8時ごろに終了。石破氏は冒頭、「一切の偽りのない心で、うそのない心で国家国民のために尽くす。その思いでこれから先、臨んでまいりたい」と続投の意志を示していた。

 終了後、報道陣の取材に応じた西田昌司参院議員は「フルスペックの総裁選」を望んでいると話した。「選挙結果はノーと突き付けられたわけですから。まずそのことを認識されて、最後は総裁として〝美学〟をみせてほしい」と、石破氏に対して潔い退陣を期待した。

 懇談会では60人ほどの議員が発言をし、続投に賛成したのは1割もいなかったという。最後に石破氏が発言したが、「出処進退については明言されなかった。適切に判断するという趣旨の発言はあった」と西田氏。

 敗因を石破氏にすべて押し付けるつもりはないという。「総裁ひとりの責任ではないけど、組織としては総裁が責任を示さないと国民も党員も納得できないというのが(出てきた意見では)ほとんどだった」

 石破氏の懇談会での発言に「(納得感は)ないですね」とキッパリ。続投の理解を得るとはならなかったようだ。