政治ジャーナリストの青山和弘氏が22日、「上泉雄一のええなぁ!」(大阪・MBSラジオ)に生出演し、参院選の結果を分析した。

 青山氏は「自民・公明の与党に対する厳しい逆風、さらに既存政党である立憲民主党、共産党、維新の会もそうかもしれません。全体に対する逆風が強かった。批判票が国民民主党とか参政党という新興勢力に集まった」と指摘。

 さらに「石破さんの8か月間の政権運営というよりも失われた30年、この経済が発展しなかったことに対する不満、さらに外国人が増えてきて、それに対するそこはかとない皆さんが抱えている不安感に対して政治が向き合ってこなかった。その不満が一気に噴出した結果だと思っています」と考察した。

 今回、14議席を獲得した参政党に新しい流れを感じたという。

「参政党の伸びというのは、これまでにない伸び方なんです。ここまで短期間に一気にブームが起きるというのは、時代が変わったということ。そしてやはりSNS時代の効果というのは間違いない。さらに外国人問題というのが急に争点になってくる。そこに各党が追随していくというのは、これまでにない現象だった」と説明した。

 その背景には、SNSを見た人が街頭演説に来て、その熱量がSNSにはね返るという好循環があるという。

 また、梅村みずほ議員が参政党に合流したことで国会議員が5人となり、神谷宗幣代表が党首討論に呼ばれるようになったため「SNSを見ない人まで見るようになった」。

「すべての選挙区に候補者を立てて、1人区でもかなり善戦してる。地方議員の数が既にいて、各地域にちゃんと支部があって、地域に一定の根を張ってるというのは、他の(新興)政党とは大きく違う」と自身の考えを示した。