パ2位・ソフトバンクは21日の西武戦(ベルーナ)に4―1の逆転勝ちを収め、引き分けを挟んで今季最長の6連勝を飾った。貯金を今季最多の「17」に更新し、首位・日本ハムとは2ゲーム差。悲願のリーグ連覇へ好位置につけて前半戦を締めくくった。
有言実行で負けなかった。15日のロッテ戦に勝利した直後、小久保裕紀監督(53)は「首位の日本ハムが負けないので、こっちも負けられない。本当に全部勝つぐらいのつもりで、オールスターまではいきたいと思います」と宣言していた。ただ、日本ハムもその間に1敗しかしなかったため、6連勝中に縮んだ首位とのゲーム差はわずか「0・5」。後半戦2カード目に控える直接対決ががぜん注目を浴びるマッチアップとなりそうだ。
ライバルが前半戦で積み上げた貯金は「21」。小久保監督の目には、体制4年目を迎えた新庄監督率いる日本ハムの戦いはどう映っていたのか。「新庄監督が言っている通り、オーダーが3つくらい組めるチームになっていますよね。例えばクイックが遅い投手の時は足の速い選手を並べたりとか。レイエスや清宮を外しながらでも貯金がつくれる。幅広い戦いができて、厚みを感じる。完投できる右のパワー系の投手の中に、山崎福也や加藤(貴之)など軟投派がいてバランスがいい」。土を耕し、種をまき、水をやり、やがて実となり花となる。戦力を自らの手で整えてきた新庄監督の就任以来の歩みをたたえるように、ライバルの手ごわさを認めた。
ホークスも故障者続出の苦境を乗り越え、一時は借金「7」まで低迷するも貯金「17」までV字回復。その間、場数を踏んだ選手らが急成長を遂げ、チーム力は確実に上がっている。今は「ついていければ十分」(小久保監督)。最後の一言は、追われるライバルに不気味に響く言葉だった。












